3メガバンクが、現金による海外送金の窓口受け付けを停止する方向となった。三菱UFJ銀行とみずほ銀行はすでに停止を決定。三井住友銀行も停止を検討中だ。海外送金は犯罪組織のマネーロンダリング(資金洗浄)への悪用が懸念され、金融庁は警戒を強めている。すでに地方銀行で停止の動きが出ており、取扱額が大きいメガバンクにも広がった。
三菱UFJ銀は6月3日から、みずほ銀は今春にも、それぞれ店舗の窓口で現金による海外送金の取り扱いをやめる。口座からの送金は引き続き利用できる。三井住友銀は今夏にも、同様の対応を取ることを検討している。
現金を窓口に持ち込んで行う海…