三井住友銀行は従業員の職務体系を見直す方針を固めた。総合職と主に支店の事務作業を担う一般職を一本化し、意向に合わせて職務を選べるようにする。新卒採用も総合職としての採用に一本化する。3メガバンクでは初。IT化で事務作業が大幅に減っていることが背景にあり、一般職の従業員も意欲に合わせて営業などを担ってもらい、成果に応じて給与も上げる。
2020年1月にも実施したい考えで、4月に労使協議を始める。実施が決まれば20年春の新卒採用では総合職に一本化し、全体の採用数も若干減らす見通し。19年春の新卒採用計画では計650人のうち100人弱が一般職としての採用枠だった。
三井住友銀行の従業員は約2万…