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「あの場所で汐凪を」全町避難の町、父は娘を捜し続ける



汐凪ちゃんが通った小学校の教室に写真を飾り、鍵盤ハーモニカを演奏する木村紀夫さん=福島県大熊町、三浦英之撮影



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粉雪が舞う長野県白馬村。気温零下2度。古いペンションを改造した小さな家から、父娘がワゴンに乗り込んだ。


特集:3.11 震災・復興


行き先は、東京電力福島第一原発が立地し、原発事故で全町避難が続く福島県大熊町。木村紀夫さん(53)は長女の舞雪(まゆ)さん(18)と白馬村で暮らしながら、約450キロ離れた故郷に通い、行方不明の次女・汐凪(ゆうな)ちゃん(当時7)を捜し続けてきた。


あれから8年。


そんな2人の日々も、間もなく終わる。


この春、舞雪さんは製菓の専門学校に通うため、東京で寮生活を始める。それを機に、木村さんも福島県へと生活の拠点を戻す。


2011年3月11日。海沿いにあった自宅は津波で流され、妻の深雪(みゆき)さん(同37)と汐凪ちゃん、父の王太朗(わたろう)さん(同77)が行方不明になった。




幼い舞雪さん(右)と汐凪ちゃんを抱く深雪さん=木村さん提供



夜通し3人を捜したが、見つからない。翌12日、自宅から4キロ離れた第一原発の事故で大熊町に避難指示が出され、舞雪さんや母の巴(ともえ)さん(80)と一緒に町から引き離された。


木村さんは深雪さんの実家があ…


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