エチオピア航空が運航した小型旅客機ボーイング737MAX8型機の墜落事故を受け、米ボーイングの株価が急落している。12日のニューヨーク株式市場では、前日比6・1%安い375・41ドルで終えた。事故後の2日間では、計11%超の下落となった。米メディアによると、2日間の下落幅では2009年6月以来ほぼ10年ぶりの大きさ。
ボーイング機墜落、同型機の運航停止拡大 米は停止せず
墜落したボーイング最新鋭機、「最も売れている」定番型
同型機は昨年10月にインドネシアで墜落事故を起こしたばかり。中国や欧州など世界各地の航空当局が運航停止を決めたほか、自ら運航を見あわせる航空会社も相次ぐ。
一部米証券会社は「事故で追加的な費用が生じたり受注に影響したりする可能性がある」(アナリスト)としてボーイング株の評価を引き下げた。
737MAXシリーズは、5千…