(17日、Jリーグ FC東京1-0名古屋)
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FC東京の新主将、MF東のアシストがチームを首位に引きあげた。
後半9分だ。ハーフライン付近、左サイドで縦パスを受け、DFの背後へスルーパス。抜け出したFW永井が決勝ゴールを奪った。
「パスにはこだわりを持っている」。永井は2012年ロンドン五輪でもチームメートで、息はぴったり。快足を生かすコースにしっかり転がした。
前半も相手とすれ違うような動きをした永井にスルーパスを通した。長谷川監督に言わせると、「ガンバでたくさんパサーを見てきたが、東のは逸品」。14年に3冠を達成したチームを引き合いに出して褒めた。
東は、それを素直に喜びながら、「まだまだ課題はある。日々の練習でみんなで話しながら詰めていきたい」。今季から10番を背負う28歳。発言もリーダーらしくなってきた。