(17日、Jリーグ 湘南2-1仙台)
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MFの出場停止と2日前のけがでできたDFの穴に、湘南はいずれもJ1初先発となる新人2人を送り出した。
まず、右MFに入った鈴木冬一(といち)が攻撃のリズムを作った。身長165センチが小回りをきかせて好機を量産。「朝起きた時は落ち着かなかったけど、堂々とプレーできた」。長崎総合科学大付高卒の18歳は持ち前の強心臓ぶりを発揮した。
最終ラインに位置したのは22歳の小野田将人(まさひと)。JFLのFC今治からレンタル移籍中でJ3、J2を飛び越してのJ1初出場。足元の技術と広い視野を生かしたパス能力を持つ。前半43分は最後尾からパス交換を続けて75メートルを駆け上がり、スライディングシュート。「無我夢中だった」といいながら、先制点に至る軌跡を冷静に振り返った。
「成長できる場所」と湘南を選…