マツダは、2人乗りスポーツカー「ロードスター」の誕生30周年を記念した特別仕様車を売り出す。国内は150台限定。車体に「新たな出発や燃え上がる気持ち」を表現した明るいオレンジ色を採用した。4月5日以降、専用ホームページで予約を受け付ける。
記念車は2タイプあり、屋根を手動で開閉する「ソフトトップ」は4月5~15日に受け付ける。希望小売価格は消費税込み368万2800円(マニュアル車のみ)。屋根を自動開閉できる「ハードトップ」は5月27日~6月10日に受け付ける。価格はマニュアル車が同430万3800円、オートマチック車が同426万600円。
専用のホイールを開発したほか、高級車に使う人工皮革による専用シートなど内装も特別仕様とした。専用ホームページ(
https://www.mazda.co.jp/beadriver/special/roadster_30th/
)。日本を含め、世界では3千台限定で売る。
1989年発売のロードスターは軽快な走りで人気となった。いまは4代目で、昨年末時点の世界販売は累計約107万台。「世界で最も多く生産された2人乗り小型オープンスポーツカー」としてギネス世界記録に認定されている。(近藤郷平)