4月1日付で囲碁の史上最年少棋士となる大阪の仲邑菫(なかむらすみれ)さん(10)が26日、東京・市ケ谷の日本棋院で棋士の免状授与式に臨んだ。同じ日にプロ入りする22歳までの12人と出席。ひときわ小さい菫さんは、名前を呼ばれると日本棋院の団宏明理事長の前に進み、免状を受け取った。報道カメラマンの要望を受けた司会から「仲邑さん、もう一度お願いします」とリクエストを受け、ポーズをとった。
仲邑さんは4月のプロ入り後、井山裕太五冠(29)、張栩名人(39)らが頂点に立つ七大タイトル戦や女流棋戦の予選に臨む。(大出公二)