日産自動車と三菱自動車は28日、共同開発した新型軽自動車、日産「デイズ」と三菱自「eK」シリーズを売り出した。6年ぶりの全面改良で、開発は主に日産が担い、三菱自の水島製作所(岡山県倉敷市)で生産する。
日産の運転支援技術を採用し、軽では初めて時速0~100キロで高速道路での同一車線を自動走行できる機能を搭載。また、新しい車台にしたことで後席を7センチ、荷室を13センチ広げた。
この日の発表会で、日産の星野朝子専務執行役員は「軽自動車の常識を変えるべく開発に取り組んだ商品だ。元号が変わるタイミングで、日産も新型軽の投入で新たなスタートとしたい」と述べた。価格は消費税込みでデイズは127万3320円から、eKは129万6千円から。販売目標は、日産が月8千台、三菱自が月4千台。(高橋克典)