セブン―イレブン・ジャパンが、社長の交代を余儀なくされた。現場の人手不足をきっかけに24時間営業というビジネスモデルが岐路に立っていることが、背景にありそうだ。
セブンの親会社、セブン&アイ・ホールディングスは、2018年2月期まで7年連続で営業利益が最高を更新するなど好調だ。利益の8割余りを稼ぐコンビニ事業の好調がグループを引っぱってきた。
だが、フランチャイズ(FC)契約を結んでいる大阪府東大阪市の店主との対立が表面化した2月下旬以降、セブン&アイの株価は低迷。終値は4月3日までに15%ほど下落した。
営業時間を原則の24時間より…