大学入学共通テストに向けた、2回目で最後の試行調査の採点結果が公表された。国語の記述式問題の正答率は上昇したが、1回目の試行調査で浮かんだ課題の多くは改善されないままだ。関係者の多くが不安を抱くなか、「本番」は1年9カ月後に迫っている。(増谷文生、編集委員・氏岡真弓)
正答率、国語は改善も数学は… 大学入学共通テスト試行
各教科、日常的な場面を題材に
「問題の作成・実施方法の知見を得ることができた。しかるべく準備を、粛々と進めていく段階だ」
2回の試行調査を終え、大学入…
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