日本バスケットボール協会から公式試合出場権剝奪(はくだつ)の処分を解除された選手が13日、所属チームでリーグ戦に臨んだ。
B1滋賀の佐藤卓磨は第1クオーター(Q)終盤に投入されると、計8本のシュートを放って2得点。「感謝の気持ちで胸がいっぱいになった。こんな僕を受け入れてくれてありがたいと思った。残り3試合、コートに入ったら遠慮せずにアグレッシブにいきたい」と話した。京都の永吉佑也も途中出場で計31分5秒プレーし、11得点を記録。試合には敗れたが、ファンとハイタッチしながらコートを1周し、「背中を押してくれた人たちのために、次は勝ちたい」と涙した。新潟の今村佳太は、敵地での川崎戦に17分43秒出場して7得点を記録した。大阪の橋本拓哉は琉球戦にベンチ入りしたが、出番は無かった。
4選手は日本代表として臨んだ昨年のジャカルタ・アジア大会中、歓楽街を訪れて女性を買春し、1年間の公式試合出場権剝奪の処分を受けていた。