今年40回目を迎える2019年度「将棋日本シリーズJTプロ公式戦/テーブルマークこども大会」の記者会見が19日、東京都渋谷区の将棋会館で開かれ、タイトル保持者らトップ棋士に交じって藤井聡太七段が出場することが発表された。8月11日に福岡市博多区の福岡国際センターで行われる公開対局で、三浦弘行九段と対戦する。
名人への道 藤井聡太
永世七冠 羽生善治
将棋日本シリーズは日本将棋連盟の公式戦で、前回覇者と今年2月時点のタイトル保持者、2018年賞金ランキング上位の棋士の12人が出場できる。藤井七段は賞金ランキング12位で、出場権を獲得した。
藤井七段は「こども大会には奨励会に入る前に毎年参加して、公式戦の対局も見ていたので憧れの舞台でした。棋士の対局が生で見られる貴重な棋戦に出られるのは非常にうれしい。たくさんの方に見ていただける棋戦なので、しっかりよい将棋を指せるようにしたい」とコメントした。
ほかに現在、名人戦を戦っている佐藤天彦名人と豊島将之二冠、初タイトルを獲得した高見泰地叡王、斎藤慎太郎王座が出場する。昨年、タイトルを失ったものの賞金ランキングは1位だった羽生善治九段は30年連続30回目の出場となる。
対局は金沢市からスタートし、…