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佐藤天彦名人に豊島将之二冠が挑戦する第77期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛)の第2局は22日、山口県萩市の松陰神社立志殿で行われます。注目の対局の様子を詳しくお伝えします。前夜祭の動画などもご覧いただけます。
異例の千日手→指し直しで決着 第1局の詳報はこちら
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谷川九段「始めてください」
豊島二冠が、異例の差し直しとなった第1局を制した勢いで連勝するか。佐藤名人が勝敗をタイに戻すのか。プロの戦況解説も交えて詳報します。
対局室に豊島二冠は8時47分、佐藤名人は50分に入室。開始の5分前には駒を並べ終えた。立会席には谷川九段をはじめ10人以上がその様子を見守った。
午前9時、谷川九段が「定刻になりました。第77期名人戦第2局、豊島二冠の先手で始めてください」と宣言すると、豊島二冠は▲2六歩、佐藤名人が△8四歩と互いに飛車先の歩を突き合って第2局が始まった。
持ち時間は各9時間の2日制。…