菅義偉官房長官は22日の記者会見で、日本人5人が死傷したスリランカの連続爆発事件で、海外緊急展開チームを現地に派遣すると発表した。外務省幹部によると、同省職員や医務官ら4人で構成し、被害に遭った日本人と家族の支援や心のケアにあたる。今後、必要があれば増員も検討するという。
また、政府高官によると、首相官邸直轄の「国際テロ情報収集ユニット(CTUJ)」を21日夜にスリランカに派遣した。現地の捜査当局などと接触し、テロ関連の情報収集を進める。
また、安倍晋三首相は22日、スリランカのウィクラマシンハ首相に「犠牲者のご冥福をお祈りし、そのご遺族に哀悼の意を表するとともに、負傷者の方々に衷心よりお見舞い申し上げます」などとするメッセージを送った。