27日~5月6日の10連休。金融機関も閉まるため、不便なく過ごすには事前のお金の用意が欠かせない。手元の現金不足、連休前後に集中する口座引き落としへの対応、海外相場の急変など、不測の事態で困らないように早めの備えが必要になる。
銀行は店舗を閉め、ATM(現金自動出入機)が動いているものの休日の時間外手数料がかかる。各行は、連休直前に窓口やATMの混雑が予想されるとして、早めの現金引き出しを呼びかけている。休暇中のATMで現金を切らさないように、準備する現金や補充頻度も増やす。1日あたりの現金の準備量を3割増やす銀行もあるという。
気をつけたいのは、クレジットカードや公共料金の口座振替。通常の引き落とし日が連休中だと5月7日にまとめて引き落とされ、残高不足となりやすい。「口座残高を確認し、あらかじめ入金するなど余裕を持って対応を」と全国銀行協会。また、カードローン利用者で連休前の4月26日が返済日の場合、延滞すると5月7日まで11日間分の遅延損害金を求める金融機関もある。借入先の対応を事前に確認しておきたい。
東京証券取引所は過去最長の1…