駐車場から歩いて橋に向かう。直進した先に「日本列島」があるらしい=2019年5月23日午前10時29分、愛知県豊川市、宮沢崇志撮影
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国道23号を北西に向かって車で走ると、愛知県豊橋市と豊川市の境近くに「←日本列島」の標識が見えた。これまでもずっと日本列島を走ってきたつもりだが……。疑問を感じながらハンドルを左に切った。
その先の標識に従い、駐車場に車を入れた。柵があり、ここから先は徒歩。橋の手前に「↑日本列島」の標識が立っていた。確かに日本列島へ向かっているらしい。
上空から撮影した「日本列島」。右が「北海道」で、中央には「富士山」がそびえる=愛知県豊川市提供
緑の木々と遊歩道がある公園にたどり着いた。入り口のアーチにも「日本列島」とある。石碑が一つ見えた。「桃太郎(岡山)」と表題がつき、有名な「桃太郎さん、桃太郎さん」の歌詞が彫られている。振り返ると、ミカンの形のベンチがあった。その近くが愛媛ということだろうか。どうやら瀬戸内海に立っているらしいことに気づいた。
山頂への道が閉鎖された「富士山」=2019年5月23日午前10時46分、愛知県豊川市御津町安礼の崎、宮沢崇志撮影
公園中央にそびえる小山は富士山なのだろう。裾野から見上げることができる場所を探し、「群馬」にたどり着いた。碑文は「八木節」だった。「富士登山」を開始。しかし途中でロープが張られていた。山開き前なのだろうか。5合目付近で引き返した。
都道府県の花のタイルが設置されている。広島県はモミジ=2019年5月23日午前10時55分、愛知県豊川市御津町安礼の崎、宮沢崇志撮影
各都道府県の花をあしらったタイルがその都道府県の場所に設置されているらしい。ゆかりの歌碑も近くにある。変わった形の休憩所横には「琵琶湖周航の歌」の石碑。休憩所は琵琶湖ということか。
「北海道」まで歩き引き返した…