愛知県犬山市と岐阜県各務原市の境を流れる木曽川で1日、「木曽川うかい」が開幕した。烏帽子(えぼし)に腰みの姿の鵜匠(うしょう)が10月15日まで昼と夜の2回、伝統の手縄(たなわ)さばきを披露する。
木曽川の鵜飼(うか)いは、1300年の歴史があるとされる漁法。鵜匠は鵜舟の上からウミウを操って川魚を追わせる。昼間は水中の魚を追うのが難しく、投げ入れた魚を捕らせる。
初日の昼鵜飼いでは、招待客ら約140人が7隻の観覧船に乗り込み、1人で10羽のウミウを操る鵜匠たちの技を楽しんだ。
石原篤郎鵜匠(42)=愛知県…