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サヨナラ負け3回から初勝利 一瞬も悔しさ忘れぬエース

25日は北北海道大会で旭川、釧根の両地区大会が開幕した。旭川では旭川実、旭川工の実力校がともにコールド発進。釧根の2試合も、ともに5回コールドとなった。南北海道大会の札幌地区では、6点差を追いついた千歳が、延長の末に札幌手稲を破った。札幌東陵も札幌開成に逆転勝ち。26日は名寄、空知地区が開幕し、南・北合わせて22試合が行われる。


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九回裏。最後の打者が放った打球が中堅手のグラブに吸い込まれると、札幌藻岩のエース羽迫(はせこ)悠斗投手(3年)はガッツポーズを見せた。公式戦では初完投、初勝利。この1年間、3度のサヨナラ負けを通じて成長した。


昨夏の札幌地区大会。2点リードの九回裏から登板した羽迫投手は、最初の打者に四球を与え、満塁のピンチを招き平常心を失った。足が震える中で投げたスライダーを左前に運ばれ、試合が終わった。「来年は絶対に道大会に行ってくれ」と泣く先輩たちを見て、「もう負けられない」と誓った。


背番号「1」を背負ってからも、苦しい日々が続いた。夏の大会後にあった札幌市内の学校の大会も、延長戦までもつれた秋季道大会地区大会の札幌第一戦でもサヨナラ負け。「自分が成長しないから負けるんだ」。「一球の重み」を痛いほど知った。


冬の間、フォームの改善に徹底的に取り組んだ。球の回転数を増やすため、下半身を鍛え、普段から指先の動きを意識するようにした。サヨナラ負けした試合のスコアボードを写真に撮り、スマートフォンの待ち受け画面にして悔しさを一瞬も忘れないようにした。


この日の羽迫投手は初回に1点を奪われるも、テンポの良い投球で、中盤以降は三塁を踏ませなかった。


2回戦は昨秋の明治神宮大会の覇者、札幌大谷に挑む。羽迫投手は「去年の夏、先輩に全道に行くと約束した。絶対に倒します」と意気込んだ。(遠藤美波)


昨夏の悔しさ胸に、後輩鼓舞 旭川商・本田主将


悲願の夏の1勝は今年もかなわなかった。それでも旭川商の本田颯太主将(3年)の目に涙はなかった。


97回大会の地区予選で1勝して以降、夏の勝利がない旭川商。昨夏の地区予選の初戦では、三塁を守っていた自分の失策が絡んで逆転負けを喫した。「主将を引き受けたのは自分のミスで負けてしまった悔しさと、何とか夏に1勝したいという思いから」と、新チームを引っ張った。


最後の夏の初戦は強豪の旭川実。相手打線は「ファーストストライクを狙ってくる」と警戒していたが、足を絡めた旭川実の攻撃を抑えられずコールド負け。それでも本田主将は試合中、リズムに乗れない2年生投手に声をかけ続けた。「去年は自分が先輩に励まされたから」と、試合後も後輩たちに寄り添った。「悔しさも喜びも。みんな含めて良い経験をさせてもらいました。やっぱり野球はやめられません」(井上潜)


「脱高校野球」で快勝 札幌新陽、のびのび練習


札幌新陽は一回裏に9本の集中打で8点を挙げ勝負を決めた。目指すのは「脱高校野球」。チームは1、2年生が中心で、3年生は2人しかいない。武内直也主将(3年)は「入部した時は同級生がもっといたが、休みがまったくなく、練習が厳しくて2人しか残らなかった」という。


昨年7月に柿崎哲平監督が就任。これまでのやり方にとらわれず、のびのびと野球をしようと「脱高校野球」を掲げた。日々の練習は2時間で、週2日は休む。時間短縮のため、打撃練習では1人3球ずつでローテーション。打てる球数が少ない分、普段から一球一球を大切に打席に向かうようになったという。武内主将は「今日は初回から集中して勢いにのることができた。チャレンジ精神で目指すは甲子園です」。(原田達矢)


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