(1日、高校野球南北海道大会 北照4―0小樽双葉)
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北照のエース桃枝丈投手(3年)が、強打の小樽双葉を相手に伸びのある直球とスライダーで11三振を奪って完封勝利。春季大会で敗れた小樽双葉へのリベンジを果たした。打撃でも4番として2本塁打の活躍を見せた。
春の地区代表決定戦で、背番号1だった水川大地投手(3年)が登板中に右腕を負傷。エース不在の状況となったが、成長を見せた桃枝投手がこの夏の3試合を1人で投げきった。夏に向けてフォームを改造したところ球速が10キロ増したという。
桃枝投手は「先頭打者を塁に出さないようにした。昨夜から緊張したが、コントロールが安定してよかった」。上林弘樹監督は「今日は桃枝のコーナーをつくコントロールが全て。エースで4番の大黒柱が大活躍した」と喜んだ。(佐久間泰雄)