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日産自動車は16日、高級セダン「スカイライン」を一部改良して発表した。ハイブリッド車(HV)には、高速道路上でハンドルから手を放した状態で運転できる機能を国内メーカーで初めて搭載。5年ぶりに日産のエンブレム(マーク)も復活させた。9月に発売する。 スカイラインは、1957年に初代が発売された、同社で最も歴史の古い車種で、現行のモデルは13代目にあたる。 手放し運転ができるのは、高速道路上での同一車線。速度を設定して走り続ければ、ハンドルやアクセル、ブレーキ操作を自動で行う。車内の赤外線カメラでドライバーが前方を注視していることが確認されれば、ハンドルから手を放した状態でも走り続ける。運転手が前から目をそらし続けたり、目を閉じていたりすると、警報音が鳴る。目線が戻らないと緊急停止する。 また、設定速度で走行中に前方に車を検知して追いつきそうになった場合や、カーナビで設定した目的地にたどり着くのに高速道路で分岐する必要がある場合は、車線変更を車内のモニター上で提案する。車線を変える場合、ドライバーはハンドルを握ったうえで手元のスイッチを押すだけで、車線を変えられる。 詳細なデジタル地図を使ったカーナビや、高機能なセンサーと連動させることで実現したという。こうした機能をあわせ持つ車は世界初だとしている。 さらに、最高速度や走行範囲を… |
新しい「スカイライン」を発表 国内初の機能を搭載
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