アパレルショップ「J.FERRY」(ジェイフェリー)を展開する衣料メーカー「リファクトリィ」(東京都中央区)が29日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。
帝国データバンク東京支社によると、負債総額は2018年6月末時点で約56億円。主に20~30代の女性向けのブランド「J.FERRY」のほか、「003 J.FERRY」などがあり、東京・銀座本店を中心にショッピングモール、アウトレットモール内など全国に32店舗を展開した。16年以降は販売不振だったという。
公式ホームページによると、リファクトリィは1992年設立で、従業員は70人。オンラインストアでは、テレビドラマの衣装として芸能人に多数提供された人気ブランドとしてPRしていた。