労働者の職場復帰後、全力での生産活動が進められている(資料写真、撮影・王東明)。
各地企業の操業再開率と従業員の職場復帰率は着実に上昇しており、農村から都市に出て働く出稼ぎ労働者で職場に復帰した人は、春節(旧正月、2020年は1月25日)前に帰省した出稼ぎ労働者全体の80%にあたる1億人に上っている。人民日報海外版が報じた。
出稼ぎ労働者の職場復帰に際しての「地点から地点」サービスについては、今のところ、専用バス延べ16万本、専用列車309本、チャーター車両1292両、チャーター機延べ514本が手配・運行(運航)され、「地点から地点」への輸送サービスを利用した出稼ぎ労働者は、すでに累計410万人を上回った。
また、中国各地ではオンライン「春風行動」の実施を継続しており、リモート採用手続・ビデオ面接・ライブ配信などの採用サービスを展開することで、需給マッチングの効率が高まっている。中国人力資源・社会保障部(人社部)は、「百日千万(100日間で1千万の雇用ポスト)」オンライン人材募集活動をスタートする。同部門は、3月20日から6月30日まで、全国各地の公共雇用サービス機関や関連社会主体と提携し、100日間で1千万以上の雇用ポスト関連情報を集中的に発信し、企業の操業再開および雇用の安定・拡大を後押しする。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年3月20日