中国にいる鳥類の種数は1445種で、世界の鳥類種数の約6分の1を占める。国家林業・草原局が2日に明らかにした。同局の関連部門責任者は、「長年にわたり、中国は鳥類保護の取り組みを積極的に推進し、自然保護区の設置、絶滅危惧種の保護プロジェクト実施などを通じて、鳥類の生息地と中継地の保護を強化し、鳥類の種群と原産地を保護するとともに、人工繁殖、人工飼育、放鳥による野生化を重点的に行い、絶滅危惧種の保護を強化した」と説明した。
トキは当初の7羽から現在は4千羽余りに増えた。中国最大のタンチョウヅル人工繁殖・野生化研究基地の黒竜江扎竜国家級自然保護区は、タンチョウヅル1千羽以上を人工繁殖し、このうち350羽が野生復帰した。また中国は世界初のコウライアイサの人工繁殖に成功し、種群の羽数の安定的増加を確保した。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年4月4日
|