バラエティ番組の「乗風破浪的姐姐(風に乗り浪を破る姉さんたち)」が中国で大人気になると、「オーバー30女性」が仕事や家庭の中でみせる自立した姿に注目が集まった。住宅購入においても例外ではない。
今月21日、不動産情報サイトの58同城と安居客が発表した「姉さんたちのための不動産購入の手引き」をみると、30-45歳の「姉さんたち」のうち、住宅を所有する人が63.8%に上り、賃貸住宅に住んでいる人は36.2%だった。また85.6%が、「これから5年以内に不動産の購入計画を立てている」といい、購入予定の人のうち、初めて自分の居住用に購入する人が22.8%、2回目の住み替え用の購入という人が60.1%だった。
不動産購入の理由をみると、女性も家族のこと、特に子どものことを考えて購入する傾向があり、「学区を選ぶため」が34.3%に上ったほか、「高齢者の家族の居住環境を改善するため」も24.8%に上った。一線都市では、「学区」、「環境改善」、「安定した住まいがほしい」という理由のほか、「投資のため、賃貸に出すため」が12.3%で4位に入った。
不動産購入計画の中で、女性は自分と家族の住まいに対するニーズを理解した上で、どのような住宅を購入するかを自分の意志で決めている。58安居客房産研究院の調査研究によると、「住宅購入の方針決定に際して、女性の81.0%が、『決定権は自分にある』としている。また女性の40.3%が、『自分のお金で住宅を購入した』と答え、年代別に見ると、年齢が上がるほど、自分のお金で購入する力も強まる」という。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年7月23日