外交部(外務省)の汪文斌報道官は24日に行われた記者会見で、「米国のポンペオ国務長官が発表した中国に関する政策についての演説は米政府高官が最近集中的に作り出している中国に関する政策についての政治的たわ言の『寄せ集め』だ。中国側はこれに強い憤りと断固たる反対を表明し、すでに米側に厳正な交渉を申し入れた」と述べた。
汪氏は関連の質問に答える中で、「ポンペオ氏は23日に演説を発表して、中国共産党と中国の社会制度に対する悪意ある攻撃を行い、中国内外の政策に対して根拠もなく非難をした。ポンペオ氏の言論は事実を顧みず、善悪を逆さまにし、イデオロギー的偏見と冷戦思考に満ちたもので、米政府高官が最近集中的に作り出している中国に関する政策についての政治的たわ言の『寄せ集め』だ。これに対し、中国側は強い憤りと断固たる反対を表明し、すでに米側に厳正な交渉を申し入れている」と述べた。
汪氏は、「新中国成立からの71年間、中国国民は中国共産党の指導の下、中国の国情に合った発展の道を歩み、世界が注目する偉大な成果を上げた。歴史と事実が十分に証明するように、中国が選択した発展の道は完全に正しく、民衆の心からの支持を得ている」と述べた。
また汪氏は、「中国の対米政策は一貫しており、明確だ。我々は米国と衝突せず対抗せず、相互に尊重し合う、協力・ウィンウィンの関係を発展させるよう努力すると同時に、自国の主権、安全、発展の利益を断固守り抜く。我々は米国政府に対し、冷戦思考とイデオロギー的偏見を捨て去り、中国と米国の関係を正確に見据え、マイナスの言動を中止し、両国関係が再び正常な状態に戻るよう推進するための環境作りをすることを呼びかける」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年7月25日