国家航天局が8日に明らかにしたところによると、国際天文学連合(IAU)小天体命名委員会は中国の月探査事業チーフデザイナーの呉偉仁院士の月・深宇宙探査における大きな貢献を表彰するため、ナンバー「281880」の小惑星を正式に「呉偉仁星」と命名することを許可した。人民網が伝えた。
呉氏は中国の宇宙測量・制御通信とプロジェクト全体技術の有名専門家、中国月探査事業チーフデザイナー、中国工程院院士、国際宇宙航行アカデミー会員で、中国の深宇宙探査の主な開拓者と戦略的科学者だ。呉氏は中国の深宇宙探査発展戦略の研究や計画の論証を非常に重視し、担当している。現在は月探査事業4期、月面科学研究ステーションなどのプロジェクト計画の論証に取り組んでいる。
中国の宇宙事業が始まってから60年以上にわたり、銭学森氏、孫家棟氏、栾恩傑氏ら古い世代の科学者を始めとする多くの宇宙事業功労者が小惑星の名称になっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年9月9日