今年は、中国人民志願軍による抗米援朝出国作戦から70年目を迎えた。中国共産党中央と国務院、中央軍事委員会は、抗米援朝出国作戦に参加し、今なお存命の志願軍元兵士などに対して、「中国人民志願軍抗米援朝出国作戦70周年」記念章を付与した。新華社が伝えた。
記念章は、赤銅金メッキと銀を素材にしており、大きさは直径50ミリ。中央には志願軍兵士と70本の光の筋がデザインされており、その周囲を平和の象徴である白い鳩と水紋、中朝両国の国旗が取り囲んでおり、さらにその外縁を五星と月桂樹の葉、5度にわたる戦いを象徴する矢じりのデザインが採用されている。大ぶりのカラムラサキツツジ(中国名・金達莱)の花びら5枚でかたどられ、中国人民志願軍による抗米援朝出国作戦70周年を表現し、偉大なる抗米援朝戦争(朝鮮戦争)が、平和を守り侵略行為を阻止する正義の戦いであり、偉大な抗米援朝の精神が永遠に中国国民にとっての貴重な財産であることが示されている。また、強敵を恐れず、世界平和を維持し、人類という運命共同体を築くという、中国の堅い決心と自信が表明されている。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年10月22日