プロ野球、巨人は5日午後3時から、辞任する堀内恒夫監督(57)の後任に就任する、前監督・原辰徳氏(47)の記者会見を開き、原氏は「なによりも優勝したい。全身全霊、全力、全知をつかって戦い抜きたい」と強い決意を語った。また、前回の解任劇について「わだかまりは全くない」と否定した。
原新監督の一問一答は以下の通り。
--現在の率直な気持ちは。
ジャイアンツに対する強い愛情、そして強くするんだという情熱を持って戦い抜くということ、それだけです。
--監督を引き受けることに決めたのは。
今日話し合って決めた。要請は以前からあったが、みなさまの前では言えなかった。
--前回からの気持ちの変化は
前回はコーチから監督に、ということで、視野が狭かったという反省がある。(前回解任から)2年間という日々で視野を広げさせていただいた。原ジャイアンツという色をしっかり出せるという気持ちは前回よりかなり多い。
--前回の解任の確執は残っていないか。
わだかまりは、自分のなかでは全くない。ジャイアンツに対する情熱からしてみると、そういうものは、非常に小さいものだと考えている。