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高校野球:柳川高の末次監督ら辞任 部員による不祥事続き

今夏の全国高校野球選手権大会に出場した福岡県柳川市の私立柳川高(後藤栄一郎校長)は20日、部員による不祥事が続く野球部の末次秀樹監督と南良成部長が12日付で辞任したことを明らかにした。末次監督は事務職員として、南部長は教諭として同校に残る。

 野球部は今年8月末の部内暴力が明るみに出て日本学生野球協会から6カ月間の対外試合禁止処分を受けたほか、今年5月にも部内暴力があったことが分かっている。

 同校によると、末次監督らは「部員に目が行き届くよう練習に監督か部長の1人が常駐したい」と学校に求めたが、学校側は従来の指導体制の継続を求め、平行線をたどり、辞任が決まった。

 後任は17日付で野球部出身でコーチ経験のある佐藤照明事務職員が監督に、隠塚重義教諭が部長にそれぞれ就任した。

 末次監督は94年、南部長は97年就任。末次監督は春2回、夏3回甲子園に導いた。【岸達也】

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