巨人は21日、プロ4年目の右腕・西村が、中日OBで「フォークボールの神様」と呼ばれた杉下茂氏からアドバイスを受けた。ブルペンでの投球練習中、杉下氏から「フォークボールを投げる時は、直球と同じように腕を振って投げた方がいい」などと指導され、それに気を付けながら黙々と投げ込んだ。
「これまで球を落とそう、落とそうとして投げていた。直球と同じように投げ、球の落ちがよくなった」。これまで2度の紅白戦登板では大量失点を重ね、本来の投球ができないでいた右腕が、復調へ好感触を得ていた。【宮崎・田中義郎】
毎日新聞 2007年2月21日 17時57分