今後30年で世界最大の都市群を建設へ―中国
2008年12月11日、環球時報によると、スリランカのビジネスニュースサイトが10日、中国が今後30年で世界最大の都市群を建設するとの記事を掲載した。
記事によれば、中国はこれまでの改革開放政策30年で多くの“種子”を撒いたが、今後30年でそれらが花開き、沿海部に巨大な都市が数多く建設され、世界最大の経済体を形成するという。アメリカのコンサルタント会社マッキンゼー社によれば、2030年までに中国の都市人口は10億人に増加し、今後20年で中国には2万~5万棟、ニューヨーク10個分もの高層ビルが建ち並び、それに伴い、2025年までにヨーロッパの2倍の規模となる170都市で公共交通システムが必要とされ、「公共交通史上最大の繁栄」がもたらされるだろうとしている。
【その他の写真】 しかし、貧富の格差や、不十分な社会安全システム、腐敗問題、環境汚染など、中国には問題も多い。英国ノッティンガム大学現代中国研究所の所長は、中国が2038年までに世界最大の経済体になるとの予測もあるが、1人当たり平均収入は先進諸国よりも低くなる可能性が高いと話し、都市化に当たり、次世代の中国の指導者はまずこれらの問題を解決する必要があろうと指摘しているという。(翻訳・編集/岡田)
中国将在今后30年建设世界最大的都市群
2008年12月11日,据环球时报报道,斯里兰卡的商业新闻网站于十日报道了一篇关于中国将在今后30年间建设世界最大规模的都市群的新闻。
据报道,迄今为止中国在改革开放后30年间撒下了大量的种子,今后将逐渐开花,沿海地区将建设大量的巨大都市,形成世界最大的经济体。据美国咨询公司麦肯锡公司介绍,到2030年中国的都市人口将增加到10亿,今后20年中国要建设十个纽约大的2-5万栋高层建筑,与此同时,到2025年就必须要有2个欧洲规模的170个都市间的公共交通系统,将会带来“公共交通史上最大辉煌”。
但是,中国贫富差距,不完善的社会安全体系,腐败问题,环境污染等问题也很多。英国诺丁汉大学现代中国研究所所长指出,预计中国到2038年将成为世界最大的经济体,但是人均收入很有可能还是比发达国家低,随着城市化发展,接下来中国的领导者很有必要首先将这些问题解决。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081214-00000007-rcdc-cn