セブン&アイ・ホールディングスは、夏物衣料や季節食品の売り上げが落ち込んだ影響などで、2010年2月期の連結最終利益を、4月に発表した当初の予想から下方修正すると発表しました。
セブン&アイ・ホールディングスは、2010年2月期の連結最終利益が、当初の予想から140億円少ない1090億円になる見通しを発表しました。
また、本業のもうけを示す営業利益は、当初予想の1.1%の増益から11.4%の減益に転じ、2500億円の見込みに下方修正しました。
傘下のスーパー、イトーヨーカ堂では、この夏の天候不順の影響で、夏物衣料などの売り上げが低調だったのに加え、コンビニエンスストアのセブン-イレブンでも、冷たい飲料やアイスクリームなどの売れ行きが不振でした。
さらに、消費低迷を背景とした相次ぐ値下げも、販売単価の落ち込みにつながったということです。(02日12:39)