30日に行われた衆議院選挙の際に、神奈川県平塚市の選挙管理委員会が、投票に来た21歳の女性を子供と思い込んで投票用紙を渡さず、女性が投票できないミスがありました。
ミスがあったのは平塚市立金田公民館の投票所で、選挙管理委員会によりますと、30日、21歳の女性が母親と訪れ、まず、小選挙区の投票用紙を受け取って投票しました。
次に女性が比例区と国民審査の投票用紙を受け取ろうとすると、市の職員は母親には投票用紙を渡しましたが、女性には用紙を渡しませんでした。職員は女性を母親についてきた子供だと思ったということです。
「女の人を見た職員は、やはり幼く見えると」(平塚市選挙管理委員会の会見)
女性は投票所を立ち去り、事態に気付いた職員が後を追って、「戻っていただければ投票できます」などと伝えましたが、女性は間違えられたことに腹を立てて、投票は行わなかったということです。
平塚市選挙管理委員会は「ミスを起こしてしまい申し訳ない。職員の研修を徹底して再発防止に努めたい」としています。(01日11:19)