日本人観光客10人が死亡した韓国・プサン市の射撃場火災について、韓国政府の観光担当相が犠牲者を悼む公的な追悼儀式を検討中であることを明らかにしました。
これは韓国の文化体育観光省のユ・インチョン長官が3日、日本人記者との会見で明らかにしたものです。
ユ・インチョン長官はプサンの火災が両国間に傷やしこりを残さないよう、「犠牲者のための追悼儀式が必要ではないかと考えている」と述べ、関係省庁の間で話し合っていることを明らかにしました。
具体的な内容については固まっていないものの、祈念碑の設立や追悼式の実施などが検討されているということです。
ユ・インチョン長官はまた、政府で観光ルートの安全性について徹底的に点検していて、来年にも結果を報告書としてまとめる方針を明らかにしました。(03日21:34)