COP15=国連の気候変動に関する国際会議を前に、主要排出国のひとつインドが、温室効果ガスの排出量を2020年までに20~25%削減するという自主目標を初めて提示しました。
これはインドのラメシュ環境相が3日、表明したものです。それによりますと、GDP=国内総生産あたりの温室効果ガス排出量を、2020年までに2005年比で20~25%削減を目指すとしています。
現在、世界第4の温室効果ガス排出国となっているインドが具体的な数値目標を掲げるのは初めてですが、あくまで自主的な努力目標にとどめ、法的な拘束は受けないとしています。
COP15は今月7日からコペンハーゲンで始まりますが、これで中国やインドを含め、主要排出国の数値目標が出揃ったことになります。(04日08:45)