【ワシントン=川合智之】ケリー米国務長官は18日、ロシアのラブロフ外相と電話で協議し、ウクライナ東部のドネツク州デバリツェボ市周辺で続くロシアと親ロシア派武装勢力の攻撃を止めるよう要請した。停戦を監視する欧州安保協力機構(OSCE)の安全を確保し、停戦合意への違反を止めることも求めた。
米国務省のサキ報道官が同日の記者会見で明らかにした。サキ氏はウクライナ政府軍がデバリツェボから撤退中に砲撃を受けたと指摘していることにも触れ、停戦合意が履行されなければ「さらなる代償を科す」と警告した。
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