サッカー日本代表の次期監督選定に当たっている日本協会の霜田正浩強化担当技術委員長が4日、候補者でボスニア・ヘルツェゴビナ出身のバヒド・ハリルホジッチ氏と交渉していたフランスから帰国した。「まだ何もしゃべれない」と語ったが、いつごろ話せるようになるかとの問いには「そろそろ」と発表が近いことをうかがわせた。
日本協会は2月3日に八百長関与疑惑の告発が受理されたハビエル・アギーレ氏を解任し、後任選びを進めていた。大仁邦弥会長は順調なら理事会が開かれる12日にも新たな指揮官の就任が決まる可能性を示している。
ボスニア・ヘルツェゴビナのドネブニ・アバズ紙は3日付で、ハリルホジッチ氏は日本からの誘いに対する返答について「ノーコメント。3月中旬までに全てが分かる」と話したと報じた。〔共同〕