電子情報技術産業協会(JEITA)と情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)が10日発表した1月の国内メーカーの携帯電話・PHS出荷台数は、前年同月比5.7%増の213万1000台だった。9カ月ぶりに前年実績を上回った。
スマートフォン(スマホ)の台数が19.1%増の110万台となり、全体をけん引した。冬商戦モデルの販売が好調で、2カ月ぶりにプラスに転じた。一方、PHSは70.1%減の2万1000台と、6カ月連続で前年割れした。
統計はシャープ(6753)やソニー(6758)、京セラ(6971)など国内メーカーのデータを集計した。米アップルの「iPhone(アイフォーン)」や韓国サムスン電子の「ギャラクシー」などは含まない。〔日経QUICKニュース(NQN)〕