徳川家重臣だった井伊家の彦根城(滋賀県彦根市)は、約2キロ離れた佐和山城の石垣を再利用していたことが分かり、12日までに市教育委員会が発表した。他城の部材を使ったのは、徳川家側が豊臣家との戦いに備えて築城を急いだためと考えられ、中井均滋賀県立大教授(城郭史)は「当時の緊張感が伝わる発見」と話している。 彦根城は徳川家が1604年、諸大名に命じて築城を始めた。佐和山、安土、長浜などの各城の部材を再利用したことは江戸時代の文献に記されていたが遺物で裏付けられるのは初めてという。 佐和山城は、豊臣方の石田三成の居城として知られるが、関ケ原の戦い後は井伊家などが城主となった。 市教委は、最初に築かれたとされる「鐘の丸」の石垣を調査。彦根城の石垣は、ほとんどが湖東流紋岩だけで築かれているが、鐘の丸では湖東流紋岩とチャート(堆積岩の一種)の2種類が用いられていた。この2種類を使っていたのは県内では佐和山城だけだったことから石材を再利用したと判断した。〔共同〕 |
彦根城、佐和山城の石垣を再利用 豊臣との戦いに備え築城急ぐ
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
日本の釣魚島字名変更は中日関係に影響を与えるか?
中国行動白書は感染症との中国の偉大な戦いの真実の物語
王毅部長「WHOを支持すればより多くの命を救える」
新型コロナとの戦い 東アジア各国は団結・協力して勝利を得る
団結と協力の破壊は感染症との戦いを妨げる
武漢は感染症との戦いという特殊な時期において世界が中国を認識した窓
孔鉉佑駐日大使「手を携えて感染症と戦い、共に困難を克服する」
専門家「世界の感染症との戦いには共同体意識の強化が必要」
河村市長、名古屋城天守木造化計画 有識者会議で説明へ
文化財、耐震化にジレンマ 歴史的価値と安全確保の間で
旧石器人、南方系の顔つきでした 石垣島の人骨から復元
留住璀璨星空 日本公园申请“星空保护区”
名人挑戦者決める戦い、スローペースに 稲葉―羽生戦
日本冲绳石垣市现任市长连任 自卫队部署或加速
日本冲绳石垣市现任市长连任 自卫队部署或加速
カーリング、ITの戦い過熱 謎の解明と戦術の強化狙う
名古屋城の石垣調査、中断 発言巡り有識者会議が紛糾
彦根城庭園の料理旅館、営業終了へ 130年の歴史に幕
郡山五・根城などが全国へ 合唱コン東北大会
再发事故:两美军鱼鹰机在日本冲绳机场紧急着陆
石垣島、尖閣警備へ要塞化 陸自部隊やミサイル配備計画
出るか9秒台、最速へ「仁義なき戦い」 陸上日本選手権
桶狭間の戦い、観光でも天下狙う 魅力発信、官民一丸で
石垣島で国内最古の全身骨格 日本人の起源解明に光
「戦い続ける覚悟」「絶好の時」 首相メッセージに賛否










