絵本「不思議の国のアリス」や渋沢龍彦さんらの著作の挿絵などを手掛けた画家の金子国義(かねこ・くによし)さんが東京都品川区の自宅で死亡していたことが、17日分かった。78歳だった。
1967年、個展「花咲く乙女たち」で画壇にデビュー。退廃的な画風で知られ、雑誌「ユリイカ」「婦人公論」の表紙画も担当した。浴衣と着物もデザインするなど幅広く活動した。
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