新聞販売店スタッフを名乗る男らが新聞代の前払い名目で現金をだまし取る事件が相次ぎ、警視庁捜査２課は19日、事件に関わったとみられる男が映った防犯カメラの画像を公開した。

同庁によると、男は2013年２月、江戸川区内の集合住宅に住む無職女性（80）宅を訪れ、購読料名目で１万2000円を詐取した疑いがある。集合住宅の防犯カメラに男が映っていた。同庁は男が関与した事件が09年以降で約180件、被害額が約220万円に上るとみている。

都内では別の男らによる被害も約150件確認されている。