地域政党「新党大地」の鈴木宗男代表(70)が28日、札幌市内でパーティーを開き、「必ずいま一度、男の勝負をする」と国政復帰に意欲を示した。
パーティーにはかつて所属した自民党の平成研究会(現・竹下派)の国会議員、竹下亘総務会長、額賀福志郎元財務相、茂木敏充経済再生相、加藤勝信厚生労働相、小渕優子元経済産業相ら7人を招いた。
鈴木氏は受託収賄罪などによる公民権停止から回復した昨年の衆院選に比例北海道ブロックから大地で立候補したが落選。一方、長女の貴子氏は自民で同ブロックから当選し、明暗が分かれた。山口泰明・党組織運動本部長はこの日のあいさつで、「もう宗男さんは結構ですから、貴子さんに絞って頂いて(支援を)」と会場を笑わせたが、鈴木氏は「もう少し賞味期限が残っている」と理解を求めた。(南彰)