「1票の格差」が最大2.13倍だった昨年12月の衆院選は憲法違反だとして、宮崎、鹿児島両県の有権者が両県の全8選挙区の選挙やり直し(無効)を求めた訴訟の判決で、福岡高裁宮崎支部(佐藤明裁判長)は27日、「違憲状態」と判断した。無効請求は棄却した。
2つの弁護士グループが全国14の高裁・高裁支部に求めた計17件の訴訟の一つ。26日までの13の判決は「違憲状態」が8件、「合憲」4件、「違憲」1件と判断が分かれた。最高裁大法廷が年内にも統一判断を示す見通し。〔共同〕
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