JR東日本は7日までに、東京駅開業100周年記念のIC乗車券Suica(スイカ)の購入希望者に発送予定時期を通知した。製造能力に限りがあるため、6月中旬以降に毎月10万~70万枚を発送し、時期は抽選で決めた。最も遅い人は来年3月となる。
JR東によると、インターネットで申し込んだ人に対し、払込票の発送予定時期や支払期限、発送予定時期をメールで案内した。郵送申し込みの人にははがきで順次知らせる。購入の申込枚数は計約499万1千枚。約10万枚は3月までに用意でき、抽選で選ばれた人に発送した。
記念スイカは、開業100年当日の昨年12月20日、東京駅で1万5千枚を限定販売する予定だったが、希望者が殺到して混乱。途中で販売が打ち切られ、今年1~2月にインターネットと郵送で申し込みを受け付けた。〔共同〕