７日の東京外国為替市場で円相場は反落した。17時時点では１ドル＝119円80～82銭近辺と、前日６日の同時点に比べ82銭の円安・ドル高水準で推移している。６日発表の米経済指標などを受けて米長期金利/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3E5E4E1E0E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXと米株価が上昇し、同日のニューヨーク市場で円売り・ドル買いが進んだ流れを引き継いだ。

10時前の中値決済では国内輸入企業の円売り・ドル買いがやや優勢で円の重荷になった。日経平均株価/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EBE2E4EBE2E3E5E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXの大幅高が「低金利通貨」の円を売りドル建て資産などを買う動きを誘った面もあるようだ。９～17時の円の安値は１ドル＝119円87銭近辺、高値は119円46銭近辺で値幅は41銭程度だった。

円はユーロ/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3E5EBE7E5E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXに対しては４日続落した。17時時点では前日の17時時点に比べ17銭円安・ユーロ高の１ユーロ＝130円85～90銭近辺で推移している。131円04銭近辺まで下げた。対ドルの円安や日経平均株価/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EAE4E3E3E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXの上昇が円売り・ユーロ買いの呼び水になった。夕刻にかけては欧州株相場が高く始まったことを材料に円売り・ユーロ買いが増えた。

ユーロは米ドルに対して５営業日ぶりに反落した。17時時点では同0.0062ドルユーロ安・ドル高の１ユーロ＝1.0921～25ドル近辺だった。対ユーロでも米金利上昇を手掛かりに米ドル買いが入った。「オーストラリア（豪）中央銀行/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3E5E4E1EAE2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXによる政策金利/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3E5E4EAE3E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXの据え置き決定をきっかけに豪ドルの買いがユーロに対して広がり、ユーロ売り・米ドル買いにつながった」（邦銀の為替ディーラー）との指摘も聞かれた。

豪ドルは総じて高い。対米ドルは17時時点では１豪ドル＝0.7675～78米ドル近辺と前日17時時点よりも0.0036米ドルの豪ドル高・米ドル安水準で推移している。0.7710米ドル近辺まで急伸した。豪中銀の政策金利据え置きを受け、利下げを予測し豪ドルの売り持ちに傾いていた一部の市場参加者が豪ドルを買い戻した。〔日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ）〕