【ワシントン=共同】168人が死亡した1995年の米南部オクラホマシティーの連邦ビル爆破テロから丸20年となった19日、オバマ大統領は声明を発表し、テロに屈しない姿勢を強調した。大統領は「犯人たちが米国民を恐怖に陥れ、われわれの士気をくじこうとしたのなら、完全な失敗に終わった」と述べた。
AP通信によると、オクラホマシティーでは犠牲者追悼の式典が開かれ、約2500人が参加。当時の大統領ビル・クリントン氏も参列した。
事件は連邦政府機関の合同庁舎ビル前で時限爆弾が爆発、公務員や託児所の幼児らが犠牲となった。主犯格のティモシー・マクベイ元死刑囚は2001年に死刑が執行された。