中国の耿爽国連次席大使は24日、国際平和・安全保障に対するテロの脅威に関する安保理の会合で、テロ対策の問題における中国側の原則的立場を全面的に明らかにし、新疆に関する米英代表の誤った発言に反論した。新華社が伝えた。
耿大使は「米英代表のいわれなき対中非難に中国側は断固として反対する。テロリズムは我々共通の敵だ。中国側はテロ対策の問題の政治的利用、テロ対策におけるダブルスタンダードに断固として反対する」と表明。
「新疆の事は完全に中国の内政であり、新疆問題は宗教や人権の問題では全くなく、テロ対策と過激派対策の問題だ。新疆は過去においてテロリズムと暴力的過激主義の深い侵害を受けた。こうした脅威に対処するため、新疆は一連の予防的テロ対策と脱過激化の措置を講じた。これは安保理のテロ対策決議、『国連グローバル・テロ対策戦略』及び『暴力的過激主義防止のための行動計画』の要請と完全に合致する」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年8月26日