衆院議院運営委員会は21日午前の理事会で、集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法案の趣旨説明・質疑を26日の衆院本会議で実施し、審議入りすることを決めた。21日午後に法案を審議するため衆院に設置した特別委員会を開き、自民党の浜田靖一元防衛相が委員長に選出される見通しだ。

野党側は10本の法改正案を一括で審議させる政府方針などに反発して審議入りに慎重な姿勢を示していたが、20日の党首討論で実質的な論戦が始まったことなどを受け、折り合った。