【トロント=共同】米大リーグ、ブルージェイズとマイナー契約を結んでいた川崎宗則内野手(33)が22日、今季初めてメジャーに昇格し、本拠地トロントでのマリナーズ戦に出場した。陽気な人気者の合流とあって主力選手やスタッフから笑顔で迎えられ「きのうも(マイナーで)試合をしているから大丈夫。全力で遊びたい」と意気込みを語った。
試合前の守備練習では今季から新しく張り替えた人工芝に慣れようと、二塁と遊撃の両ポジションでゴロの感触を確かめた。試合では無安打だったが、二塁の守備は無難にこなした。
大リーグ挑戦4年目の今季は開幕から3Aでプレーし、23試合で打率2割2分2厘だった。頭部への死球で故障者リストにも入ったが、ブルージェイズの内野手にけが人が続出し、急きょメジャー昇格となった。